中建国保のお財布
中建国保は、組合員の皆さんに納めていただいている保険料と国庫補助金から成り立っています。どちらも安定的に運営していく上で、非常に大切な財政収入です。保険料と国庫補助金のほとんどが皆さんの健康を守るために使われています。
●一世帯あたり月額による収支の内訳(令和5年度)



中建国保の医療費(一人あたり支払額)
保険給付費は増加傾向が続いています。令和5年度は、1世帯あたりの平均月額が4年度を上回り、1人あたりの支払額も過去最大となりました。また、病院等への受診件数も大幅に増加しました。一方で、コロナによる重症化患者は減少傾向が見られました。加えて、コロナが「5類」に変更されたことによりコロナに特化した傷病手当金の支給が終了したため、傷病手当金の件数及び支給額は大きく減少しました。
かかりつけ医をもち、中建国保健康相談室などを活用しながら適切な治療を受け、健康維持のため日頃から健康づくりや体力づくりに励みましょう。また、保険料の引き上げを少しでも抑えるため、医療費は大切に使いましょう。
●一人あたり保険給付費(円)


国保組合の特長を活かした運営
・中建国保では独自の制度として、病気などで仕事ができず収入がなくなってしまう建設職人の生活を支えるために、償還金や傷病手当金などの制度を設けています。
・健全な運営を続けていくために、集団健診を実施して重症化予防に努めたり、医療費を使いすぎないよう組合員同士で協力し合っています。
・国庫補助金の安定確保のために、母体組合のハガキ要請行動など、皆さんのご協力をお願いしています。
